メーカーさんが定期交換を推奨する「消耗品」。
その中に「フルード」というモノがございまして
これは作業油、つまり機械を動かすための
動力となる液体の事でございます。
「ブレーキフルード」
これは車検ごとの交換が基本ですが
もし、交換しなかったらどうなるのか?
ブレーキフルードは沸点が140℃に設定されております。
が、空気中の水分を吸ってしまう、という
性質を持っているために年月が経ちますと
次第に沸点が下がってきてしまうんですね。
ブレーキは摩擦熱によって
大変高温になる場合があるのですが
それによってブレーキフルードの温度が
沸点を超えてしまうと
ブレーキが利かなくなる「ベーパーロック現象」
というモノが起きてしまうんです。
想像するだけで、ブルッときてしまいます。
そうならない為の定期交換なんですね。
車の運転はしても中身やその仕組みまでは
なかなか 分からないものです。
愛車をより愛するために
少しはお役に立てたでしょうか。